小児歯科学分野

お問い合わせプライバシーポリシー

sp
sp
小児歯科学分野

> お知らせ・更新情報

sp

2014/6/23

No_45 聖マリア病院研修報告

こんにちは、大学院2年の花崎です。私は昨年度2月1日から1か月半の期間、福岡県久留米市にあります聖マリア病院小児歯科に研修に行って参りましたので、この場を借りてご報告させていただきます。きっかけとしては、新大卒業後、地元の県立病院口腔外科での半年の研修以外での大学病院以外での診療経験がなく、視野をひろげるためにこのような機会を与えていただきました。
真冬の新潟を脱出し着いた九州は暖かく、空が青いことに感動しながら研修先へ向かいます。聖マリア病院は総合病床1,295床という大きな病院で、特に産科、小児科などが充実した母子総合医療センターとして地域の母子医療の中心を担っています。

小児歯科では小児への一般歯科治療はもちろん、障がいをお持ちの方や歯科治療恐怖症の方の治療を行い、時に全身麻酔下での一括治療も行っています。また口唇口蓋裂の赤ちゃんに対しての新生児期からのサポートや、病棟往診によるオーラルケアなど、大学の小児歯科とまた違った経験をすることができました。
研修が始まってから知ったのですが久留米市はグルメの街として有名だそうで、私もずいぶん満喫してしまいました。歯科医として、また体重的に、2つの意味で大きくなった研修となりました。


このような外部の施設での研修ができるのも大学院ならではかと思います。研修にあたりご尽力いただいた先生方、ご指導いただいた先生方、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

sp

2014/6/16

No_44 第32回 日本小児歯科学会北日本地方会大会および総会に関して

第32回 日本小児歯科学会北日本地方会大会および総会 開催要項

                   大会長 早崎 治明

第32回日本小児歯科学会北日本地方会大会および総会を下記の要項にて開催いたします。
多数の会員の皆様にご参加いただけますように、ここにご案内申し上げます。

テーマ 「小児歯科におけるリスクマネージメント」
期日:平成26年10月18日(土)
場所:新潟県歯科医師会館
      〒950-0982新潟市中央区堀之内南3-8-13
   Tel: 025-283-3030  Fax: 025-283-6692

大会内容:
1)教育講演
  演題名「大人の危機管理から見た小児歯科治療の安全性」
  講師:新潟大学大学院医歯学総合研究科 歯科麻酔学分野教授 瀬尾憲司 先生
2)特別講演
  演題名 「小児歯科におけるリスクマネージメントの変遷」
  講師:日本大学歯学部小児歯科学講座教授 白川哲夫 先生
3)一般講演
  口頭・展示発表
4)専門医・認定医更新発表
5)認定衛生士試験
  ※上記3)、4)、5)の演題申し込みは、平成25年6月頃に会員各位に演題募集要項を送付致しますので、それに沿ってお申し込みください。
6)総会
7)専門医・認定医セミナー
  テーマ「乳幼児の口と歯の健診ガイド」
  講師:丸山 進一郎 先生
     田中英一 先生
8)衛生士セミナー(参加費無料):認定衛生士必須地方会セミナー 
  講師:九州看護福祉大学口腔保健科 専任講師 筒井 睦 先生
9)ランチョンセミナー(昼食付)

駐車場100台(無料)、託児所

専用サイトはこちらから
https:// conv.toptour.co.jp/ 2014/ jspdn32/ index.html


会員懇親会
  期日:平成26年10月18日(土)19:30〜
  会場:新潟東映ホテル(会場からホテルまでは大型バスにて移動)
〒950-0901 新潟県新潟市中央区弁天2-1-6
Tel: 025-244-7101 Fax: 025-241-8485

大会事務局:新潟大学 大学院医歯学総合研究科 小児歯科学分野
準備委員長:齊藤一誠
〒951-8514 新潟市中央区学校町通2番町5274番地 
Tel:025-227-2912  Fax:025-227-2912 

sp

2014/6/9

No_43 医局説明会を開催します。

2014年7月3日(木)18:00〜 歯学部C棟2F リフレッシュルームにて
小児歯科学・微生物感染症学・歯科薬理学 3科合同で医局説明会を開催します。
小児歯科に興味のある学生さん、進路で悩んでいる学生さんはぜひご参加下さい。

sp

2014/6/6

No_42 第5回北信越障害者歯科臨床研究会開催のご案内

テーマ「地域連携」
6月29日(日)13:00より新潟大学歯学部講堂にて第5回北信越障害者歯科臨床研究会開催されます。会員以外の方でも、障害者歯科に興味のある歯科医師、歯科衛生士、学生の皆様のご参加をお待ちしております。
第5回北信越障害者歯科臨床研究会開催のご案内

sp

2014/5/31

No_41 第52回日本小児歯科学会大会で賞をいただきました!

 5月16,17日に東京都品川区のきゅりあんにて第52回日本小児歯科学会大会が行われました。そこで栄誉あるいくつかの賞をいただきましたので、ご報告させていただきます。
 まずは、大学院3年目の村上智哉先生がデンツプライ賞を受賞しました。本賞は、英語論文が受理された昨年度までの大学院生が対象です。鹿児島大学の先生方や、本学部の微生物感染症学分野の寺尾豊教授など多くの先生方のお力添えをいただきました。この場をお借りしてしてお礼申し上げます。

Tomoya Murakami, Issei Saitoh, Emi Inada, Mie Kurosawa, Yoko Iwase, Hirofumi Noguchi, Yutaka Terao, Youichi Yamasaki, Haruaki Hayasaki, Masahiro Sato: STO feeder cells are useful for propagation of primarily cultured human deciduous dental pulp cells in view of elimination of contaminated bacteria and promotion of cellular outgrowth. Cell Medicine. 6(1-2); 75–81, 2013.

 続いて、助教の三富智恵先生が優秀発表賞を受賞しました。本賞は、第52回日本小児歯科学会大会での発表を対象とし、受賞者の発表は、学会の最後の最後に行われます。
三富智恵,河野芳朗,河野承子,松山順子,坂井幸子,佐野富子:アルキル化抗腫瘍薬によるラット歯根形成障害−根尖部における経日的変化−

 さらに共同研究を行っている鹿児島大学小児歯科学分野の村上大輔先生が町田賞を受賞しました。ちなみに町田賞とは、東京歯科大学名誉教授 町田幸雄先生からの寄付により今年から新設された賞で、咬合誘導関連の研究に送られる賞です。初年度に受賞できたこと、本当に名誉なことだと思います。
村上大輔,稲田絵美,齊藤一誠,岩崎智憲,武元嘉彦,山崎要一:小児の顎顔面軟組織形態における3次元的成長変化の経年評価

これからも頑張って行きましょう!

sp

2014/5/20

No_40 ロンドン留学日記2

 こんにちは。川崎勝盛です。
 今回は留学日記第二回と言うことで、向こうでの生活についてお話したいと思います。

 さて、私の向こうでの日々の生活のタイムスケジュールはこんな感じでした。

 5:30起床
 6:30家を出る
 7:30研究室到着
 8:00マウスの世話
 9:00-12:00 実験
 12:-00-12:30 昼食・休憩
 12:30-19:00 実験
 20:00帰宅

 帰宅後買い物や夕飯、風呂に入り、23:00頃寝る生活をしていました。
 前回も書かせていただきましたが、お世話になっていたcraniofacial development講座が非常に規模の大きい研究室だったので、機材を使用するのに予約が必要で、そうすると夜遅くまで研究するより、逆に朝早くから実験を始めた方が、他の研究者と競合せずに実験ができると言うメリットから、早起きして早朝から実験するスタイルになりました。そのおかげで「日本人ってみんな君みたいに早起きなの?」と誤解もされましたが(苦笑)。マウスの世話ですが、私はマウスの胎児を対象にマウスの歯の発生の研究をしていたので、マウスが妊娠したかどうかのチェックをする必要がありました。マウスは面白い動物で妊娠すると妊娠栓と言うのが見えるのです。マウスは夜行性なので、妊娠するのは必ず夜中、妊娠栓を確認できるのはその夜〜朝〜午前中までで、あまり遅いと妊娠栓が落ちて確認できなくなってしまうため、これもまた早朝のお仕事でした。幸い餌や水の管理、巣箱の管理は専門のスタッフがやってくれるのでその辺りは楽でしたが。それが終わると、実験スタートです。基本的な解剖学、組織学、免疫染色、PCR、in situ、microCT etc…と、色々経験させていただきました。前述のとおり、私の主な研究テーマは「過剰歯」で、craniofacial development講座には世界各国から様々な遺伝子改変マウスが集まってきており、その中には過剰歯が認められるものや、逆に歯が形成されないものも多く、その発生機序を調べることを主に研究していました。
 では、今回はこの辺で。
 次回はロンドンの通勤事情や生活について書きたいと思います。

sp

2014/5/3

No_39 ロンドン留学日記1

 はじめまして。川崎勝盛と言います。
 私は2011年1月から昨年2013年9月まで、研究留学と言う形でロンドンへ出向させていただいていました。帰ってもう半年以上もたちますが、私の留学の時の話を幾つかさせていただきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

 さて、もともと私は臨床研究の方がメインで基礎研究は素人同然だったのですが、とあるご縁から、イギリスのロンドンにあるKing’s College London(キングスカレッジロンドン;略してKCL)と言う大学のcraniofacial development(直訳すると頭蓋顔面発生学)講座のPaul Sharpe先生の元にいる大峡淳先生(現当歯学部第二解剖准教授)のところで研究をさせていただくことになりました。Paul Sharpe先生は歯の発生学の分野の第一人者であり、どんなに怖い人かと想像していたのですが、実際会ってみたところ、とても気さくな先生で安心したのも良い思い出です。このKCLは研究に関する外部評価で、世界各国の大学の中でもトップ30に必ず名前が載る大学です。この大学には5つのキャンパスがあり、私がお世話になっていたcraniofacial developmentはGuy’s campusの中にあり、ここは日本でも有名な「ロンドン橋」の最寄りの地下鉄駅London Bridge underground stationから徒歩5分と言うところにあります。私が留学した直後は「留学先?ロンドンブリッジのそばだよ」と答えていたのですが、2012年にその付近にロンドンの新観光スポット「ザ・シャード」と言う展望台付き超高層ビル(EUで最も高いビル)が建ったので、「ザ・シャードの隣」と言う方がしっくり来る方もいらっしゃるかもしれません。KCLのGuy’s campusですが、新潟大学の旧歯学部病院同様、病院と研究室が同じ建物の中にありました。そのため、規模も大きく、ビルも縦に長く、私が研究していたcraniofacial developmentは27階にありました。眺めが良いのが長所ですが、短所としては
・気楽に降りて昼食と言うことができない(昼食時は学生と患者さんで混雑)
・火災報知機の誤作動の時、階段で1階まで降りなきゃいけない(苦行)
・エレベーターが5台もあるのに、必ず1台は整備中。
と言う体たらくで。おかげで昼食は大抵、自前で持ち込んだサンドウィッチばかりでした。craniofacial developmentはとても規模の大きい研究室で、教授・助教・ポスドク・大学院生・研究員・技官・事務員全て合わせると50人を超える規模で、最初はみんなの名前と顔と肩書きを覚えるのに頭がパンクしそうになりました(苦笑)。そのうち、実際に仲良くなるのはやはりPaul先生のグループの人なのですが、幾つか研究機材を共有しているので、その他のグループの人とも接点があったりして、「○○って誰?」とよく事務の人に聞いていました。この研究室は、EUのみならず中東や中国、ブラジルなど私たち日本人を含め世界各国から留学生が来ており、生粋の英国人の方が少ない、と言った感じでした。その分、周りの皆が、英語に不慣れな人にも寛容で、とても助かりました。
 では今回はこの辺で。次回は実際にどんな生活をしていたかについて、書きたいと思います。

右の黒っぽいビルが職場。左後ろに見えてるのが新観光名所ザ・シャード

sp

2014/4/21

No_38 今年の桜は特にきれいでしたね。

澤味先生から桜の写真が届きました。

sp

2014/4/9

No_37 新入医局員の紹介

4月より新たに左右田美樹先生が加わってくれました!一緒に頑張って行きましょうね〜。

sp

2014/3/29

No_36 43rd Annual Meeting & Exibition of the AADR
(American Association for Dental Research)

 小児歯科大学院2年の村上智哉です。今年の3月に米国、ノースカロライナ州(NC)シャーロットにてAADRが開催されました。今回、指導教官の齊藤先生と参加して参りましたので御報告させていただきます。

 初日のNCは、新潟よりも寒かったのですが、発表当日には、Carolina Blueと地元で言われているような、清々しい青空となりました。初めての国際学会でのポスター発表であり、大変緊張しましたが、知り合いの日本人研究者との再会もあり、楽しく時間が過ぎていきました。私のポスターをみて、研究のアドバイスをくださる方や、細かい方法を教えて欲しいと聞いてくる方もおり、少しでも私の研究に興味を持ってくださる方がいるだけでも、とても嬉しく感じることができました。様々な研究者と対話することができ、とても刺激的な経験をさせていただきました。今後は、研究についてもっと深い話ができるように日々の研究に励んでいきたいと思います。

 今回お世話になったノースカロライナ大学の山内教授、寺嶋先生と研究の話をすることもでき、大変有意義な時間を過ごすことができました。齊藤先生と寺嶋先生は研究の話をしだすと何時間も話していました。私ももう少し話に加われるようになりたいと思った今回のNCでの学会参加となりました。

 また、米国で活躍されている日本人の先生方ともお会いする機会があり、海外での生活や現在の研究内容などの話を熱心に話していただき、今後の研究において大変参考になる意見をいただきました。今回の出会いや経験を生かして、日本での研究に熱を入れたいと思います。
 今回の発表につきまして、御指導いただきました早崎治明教授、齊藤一誠先生をはじめ多くの先生方、誠に有難うございました。

sp

2014/2/27

No_35 学位論文公開発表会

 はじめまして、大学院生の野上です。歯科衛生士です。2014年1月31日に学内においての博士前期課程学位論文公開発表会がありました。博士前期課程2年間での研究成果を発表する場です。
 さて、私の論文のテーマは「児童虐待」。前回の鹿児島先生に引き続きまたまた「虐待」についてお送りいたします。
 小児期の被虐待の経験は脳の発達に影響を及ぼし、精神的なトラブルを引き起こし、社会性や対人関係形成面に障害が生じるそう。世代間連鎖も被虐待の特徴のひとつです。歯科的には、乳歯・永久歯ともにう蝕が多く、未処置歯であることが多い。もちろん一概には言えませんが・・。生活習慣が安定していない児童が多くみられ、ハミガキが習慣化されていない児童も。「毎日ハミガキをしない」、「自分専用のハブラシを持っていない(家の人と共有)」という声もちらほら聞こえてきました。歯科衛生士として何ができるのか考えさせられます。

 そんなこんなで、博士前期課程の発表は無事終えることができました。みなさんを前にお話しすることで、自分の知識の足らない部分を再確認でき、また新たな課題を見つけることができました。本当に勉強になります!!同期のみんなもお疲れ様でした。

 優秀な同期の発表をよこに、私の緊張を通り越してのにやにやと締りのない顔・・・。誰にも見せられません!!

 最後に、この場をお借りして。この度、多くの先生方のご指導、ご尽力のおかげでひとまず形にすることができました。御礼申し上げます。そして、お忙しい中、発表会へ応援に駆け付けてくださった大島先生ありがとうございました。

sp

2014/2/19

No_34 国際シンポジウム体験記3〜タイ・クラビ〜

 大学院1年の中島です。僕もタイでの国際シンポジウムに参加させていただきました。学会発表は初めてだったのですが、さらに英語での発表でとても緊張しました。僕はクラビの観光について書かせていただきます。
 ホテルから車で移動したのですが、車はトラックの荷台に乗せられての移動です。風を切って気持ちいいですが、急発進、急ブレーキのたびに荷台から落ちそうになります。みんなシンポジウムで緊張していたからか、多少の揺れは気にせずニコニコしています。

 船に乗って3つの島を回りました。まず初めに向かった島は男女島と呼ばれる島です。そこには海岸沿いの鍾乳洞に仏像があり、島の名前の通りお祈りをすると、早く結婚できるということです。ただ話によると既婚者がお祈りすれば第二婦人、第三婦人と作れるそうです…

 次に向かった島はとてもきれいなビーチでした。白い砂浜、エメラルドグリーンの海、そして海岸からすぐそこで魚の群れまで見られるようなところでした。日本では大寒波が到来している最中でしたが、現地の気温は27度から30度ほどで、12月のクリスマス直前の時期に何とも不思議な気分でした。

 3つ目の島はビーチのすぐそばに露店があるところでした。そこで初めてココナッツジュースを飲みました。青臭い味がして正直おいしいものではありませんでした。そこにたまたま通りかかった某AKB部長が、「ストローで飲むからまずいんだ。そのままコップのみのようにがぶ飲みすればおいしくなる!」とおっしゃられ試してみると不思議と青くささが消えていました。(多少のバイアスがかかっているかも知れませんが…)

 今回の国際シンポジウムでは、東京女子医大の金井先生、九州大の長野先生をはじめ新潟大学以外の先生方とも交流を持つことができ、とてもいい刺激を受けました。これからも頑張って行こうと思います!




sp
sp
小児歯科学分野