小児歯科学分野

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2013/11/6

No_21 努クンの第8回顎機能セミナー体験記

 こんにちは。大学院1年の努クンこと中島努です。今回、9月7〜9日にかけて北海道で行われた顎口腔機能セミナーに参加してきました。
 参加されたことのある先生方から「事前に大変だよ、夜眠れないけどがんばれ」と言われていました。参加自体が初めてであったため大変とは聞いていてもどんな形のセミナーなのか楽しみにしつつ北海道に到着しました。セミナーでは他分野にわたる講師の先生方から講義を受け、その後実際にデータをとり、解析し、プレゼン、発表まで行うというものでした。

 私たちのグループは「主機能部位における咬合力測定は咀嚼能力の評価に有効か?」というテーマで研究を行いました。主機能部位という言葉も初めて耳にする言葉であり、また咀嚼機能の評価についても学生時代のうっすらとした記憶しかありませんでしたが、講師、アドバイザーの先生方からいろいろと教えてくださりなんとか理解しながら進めることができました。1日目はデータ取りのみでその夜に懇親会が行われました。また2日目には、早朝から岡山大学の皆木教授の号令の下、何名かの先生方とともにテニスをご一緒させていただました。2日目は講義を挟むもののほぼ1日かけて計測・解析とプレゼンの準備を行いました。

 グループ内でどのデータが必要か?得られたデータから何を考えるか?など、グループ内でディスカッションを行い、完成したのは3日目の朝7時でした。写真は徹夜明けの北海道の朝日が差し込む中で撮った一枚です。
 

 最終日の発表は私が担当することとなりました。緊張のあまり質疑応答では見当違いな回答をしてしまったり、少し時間をオーバーしたりと多少のハプニングもありましたが、朝まで討論を重ねったことや、いろいろな先生方の助けを借りて無事に発表することができました。
 今回のセミナーは確かに体力的には大変であり、観光の時間も2〜3時間しかありませんでしたが、研究の流れを知り、また得られたものから何を考えなければならないかなど多くのことを学ぶことができました。3日間多くのことを教えていただいた先生方本当にありがとうございました。

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2013/11/5

No_20 第8回顎機能セミナーに参加してきました。〜花崎より〜

 こんにちは、大学院1年の花崎です。9月7日〜9日の3日間にかけて、第8回顎口腔機能セミナーに参加してきました。セミナーとは主に大学院生や若い研究者を対象とした勉強会で、3日間で講義のみならず、グループにわかれて実験、発表まで行ってしまうというとっても内容の濃い合宿です。このたび小児歯科からは受講者としてセミナー初参加・大学院1年コンビの中島先生と私花崎、アドバイザーとして齊藤准教授の計3人が参加しました。
会場は北の大地北海道・札幌!3日間を乗り切るために、我々は札幌の空気を満喫し、ジンギスカンで精力をつけ、会場に向かうのでありました。  

 会場は大自然に囲まれたホテルで、ガイダンスが済むとすぐ座学が始まりました。生体電気信号や顎運動などの計測の基本原理や概念など、なかなか聴くことのできない興味深い講義を受けることができました。
続いては6グループにわかれての実習です。私と中島先生は偶然同じグループとなり、他7名の受講者の先生方と咬合力・咀嚼力・咀嚼運動の関連について実験・発表を行いました。日頃小児歯科で研究している我々ですが、このセミナーでは補綴科、矯正科など他分野の先生方と交流でき、とても刺激を受けました。

 実験の一環で小型筋電計を装着している中島先生。
こんなに小型なんてすごい!

 3日目午前の発表に間に合わせるため私達のグループは徹夜でしたが、北海道の朝日は美しかったです。こんなに一生懸命研究に取り組んだのは久しぶりで(問題発言)、セミナーを終えてみて、今の自分では研究に対する知識が足りていないこと、もっと全力で研究に取り組まねばならないと実感しました。次回セミナーは2年後ということですが、この様な勉強会には積極的に参加していきたいと思いました。

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2013/11/5

No_19 川崎勝盛先生が英国留学から帰国しました!先生の活躍を期待しています!!



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2013/9/27

No_18 台湾障害者歯科学会に参加してきました!

 9月14-15日に台湾・高雄市にて台湾障害者歯科学会が開催され、日本障害者歯科学会理事長の緒方克也先生とともに、学会に参加してきました。福岡から台北への直行便で2時間、さらに高雄市まで新幹線で2時間の移動でした。日本障害者歯科学会は4500名を超える大きな学会ですが、台湾の障害者歯科学会はまだ発展途上で、日本から多くのことを学ぼうという意欲を感じました。

 今回は、緒方小児歯科医院と当分野の共同研究で、自閉症の方の歯磨き行動の獲得についてのポスター発表をさせていただきましたが、台湾の先生方の他にも、緒方理事長を始め、九州歯科大学西原学長、ベルギーの障害者歯科学会理事長Luc Marks教授など多くの特別講演があり、活発な討議が行われました。中国語で行われた会議の時間は少し抜けさせていただき、高雄大学病院も見学させていただきました。残念ながら当日は土曜日でありながら登校日(次の週が中秋のお祭りで学校がお休みになるので振替)とのことで小児歯科診療室には子供がいませんでしたので、診療室の写真だけ撮らせていただきました。

 1日目の夜は学会懇親会、2日目の夜はなぜか九州歯科大学の台湾同門会にお邪魔させていただき、日本と台湾の深い結びつきを感じることができました。台湾の方は皆、優しく友好的で、とても楽しく過ごさせていただきましたが、乾杯のあとは一気飲みするのがお作法というのには参りました。次回は齊藤准教授にお願いしたいと思います。観光の時間は殆どありませんでしたが、最後に緒方理事長と台湾名物巨大かき氷の写真を勝手に公表させていただきます。次回は、韓国で焼肉、かな? 文責 大島

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2013/8/16

No_17 水泳部の皆さん!Dentalお疲れ様でした。

 2年、井上綾子がお送りします。
 8月3、4日と福岡県立総合プールにて全日本歯科学生総合体育大会(通称、ALL DENTAL)の水泳部門の大会が行われました。全国の歯科学生が集まるとても大きな大会です。私たち歯学部水泳部はこれをシーズンの最終目標として練習してきました。大会内容について、個人の部門ではメダルを獲得したり、入賞したりする部員もいて多くの活躍がありました。そして、大会の醍醐味であるリレー。水泳は個人種目でありながらもリレーは四人でつなぐ唯一の団体種目なのです。男女それぞれチームを組み、出場しました。この大会でのリレーが六年生の古市先輩と泳ぐ最後のリレーだったので、感慨深いものでした。リレーが終わると、先輩方は涙を流していました。その姿が本当に印象的で、2年生の私は最後の大会がこんなふうになるよう後5年間、部活を精一杯頑張ろうと思いました。

 今回の大会で、また始まる新たなシーズンに向けての目標が部員それぞれできたと思います。来年のALL DENTALは長崎での開催です。長い冬となりますが、輝ける夏に向けて泳ぎこみたいと思います。

 早崎先生との食事会について、1年、樋口博章がお送りします。

 今回、私たち新潟大学旭町水泳部は早崎先生に、普段、学生だけでは食べれないような高級な食事をごちそうになりました。福岡名物の水炊きに始まり、鳥の唐揚げ、手羽先といった鳥のフルコースでした。そのお店は博多で有名な老舗の水炊き屋だったようです。美味しい食事をいただいた上に、先生から「タメになる話」を聞くこともできました。その内容は「子供が患者ならば、どのような対応をすべきか。」というものでした。先生の専門が小児歯科であるので、その話はとても説得力がありました。貴重なお話とお食事の両方で、我々は心もお腹もいっぱいになりました。忙しい中、我々のために時間をつくっていただいた早崎先生に感謝です。ありがとうございました。

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2013/8/10

No_16 新潟大学歯科研修B−1コース体験記

 大学院1年の中島です。先日のお知らせでは花崎先生のほうからB−2コースについてアップがあったので、今回はB−1コースについてお話ししてみようかと思います。Bコースの場合知っての通り前半もしくは後半に専門診療室に残るかを選択できます。僕の場合は諸事情により歯科医師免許の交付が遅れたため前半に外に出ることが不可能だったという理由でB−1コースでした。実際のB−1コースのメリットとしては新入大学院生とともに小児歯科の臨床にあたって必要な知識、技術を「卒後セミナー」という形で学ぶことができます。

 現状の学生実習では学べないこと、体験できないことを臨床に並行しながら教えてもらえることができます。大学院の進学は考えていなくても、難しい小児の対応法についてエッセンスのみにはなりますが学べることができます。デメリットとしては、大学院進学を考えた際、試験のたびに戻らなければならないこと。提携先の病院が実家なりから通えるところではない限り、かなり無理な日程で引っ越しをしなければならないこと(大学院進学の場合3月も同様です)が挙げられます。
 どんな進路を選ぶにしてもメリット、デメリットがあると思います。小児に興味があるけど踏み切れないようであれば気軽に相談に来てください。上の先生方には相談しにくいこともあるかと思います。もしくは思い切って半年身を投じてみるのも手だと思います。いずれにせよ大学院進学にかかわらず小児歯科に来て後悔することはないと思います。

上は送別会や小児歯科学会での写真です。本当に楽しい研修医生活でした!!

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2013/8/9

No_15 1年目ケースレポート終了

 新たに入局した先生方は「学生・研修医の方へ」の卒後臨床教育にあるように、卒後セミナーを受講し、1年間の研修が始まります。その後、実際に患者さんの治療にあたるわけですが、1年間の研修の成果として、「ケースレポート」を行います。
 このケースレポートでは、1年間の研修を終えた先生が実際に担当した患者さん1例について、初診時から一連の治療が終了がするまでのすべての資料、すなわち、問診票、医療面接、口腔内診察、口腔内写真、エックス線写真、診断、治療方針、治療計画、治療経過、口腔衛生指導等を提示し、その過程における質疑に答えるというものです。新しいシステムになってから初めてのケースレポートだったため、指導する側にもすり合せを行う貴重な機会となりました。
 今回は4名の先生が対象でしたが、1名/1日、17時からはじまり平均すると21時すぎまで4時間以上行っていたのではないでしょうか?このように実際に自らが治療した患者さんの診療過程をプレゼンテーションすることにより、また、多くの先輩や同僚からの質問に答えることで、1年の研修成果を確認するとともに、自ら研鑽すべきものが見えてきます。最後は、参加者全員で1年間の研修終了をお祝いし、小児歯科診療の一部について独り立ちすることになります。来年度ケースレポートを行う新入医局員の先生方にとっては、身の引き締まる思いをしたことと思います。彼らの今後の更なるステップアップを望んでいます。

腹ごしらえも大切です。

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2013/7/30

No_14 ポリクリの感想をいただきました!5年生の皆さんOSCE頑張ってね〜

 慣れない半袖の緑衣を肌寒く感じていたのをやっと思い出せるくらい、気づけば汗ばむ陽気で7月も中旬にさしかかる頃、わたしたちB班は小児歯科のポリクリがやってきました。
 通称ポリクリとよばれる臨床予備実習は5年生の前期に行われ後期からはじまる臨床実習にむけて「講義、模型実習と臨床実習の架け橋をなす実習」であり、これまでの学習内容を実際の患者さんを前にして対応することができるよう知識、技術を深めコミュニケーション能力を習得することを目標としています。小グループにわかれて各診療科をローテーションし、実習内容は各科ごとに異なり9月にあるOSCE対策も十分に行われます。服装・身なりが決められ、あらゆる場面で臨床を想定することにより医療人としての自覚を持ち、臨床現場での最低限の常識を養う実習でもあります。
 小児歯科のポリクリの内容はおもに3つに分かれ、治療計画立案、ロールプレイ形式の患者説明、模型実習です。
 治療計画立案では一人ずつ症例が与えられ、口腔内写真やエックス線画像を参考に口腔疾患に関する診断を行い記録用紙に正しく記入し、一口腔単位の治療方針を立案します。一度4年の終わりにやったことがあるにもかかわらず自分たちの知識不足をみせつけられましたが、早崎教授じきじきのマンツーマンの指導によってみんなかなり理解が深まったように感じました。
 患者説明では保隙装置装着時の保護者への説明と口腔衛生指導をロールプレイ形式で行いました。2人1組で説明のしかたを考え患者役と歯科医師になりみんなの前で説明し反省点を議論し先生のフィードバックを頂きました。ただ方法を細かく列挙するだけでは不十分で、なぜそれをしなければいけないかといった意義を患者が理解してはじめて説明といえます。患者さんが知りたい事は何なのか、そのために必要な知識がどんな事かを学ぶことができました。
 模型実習ではシーラントによる齲蝕予防法と外傷固定処置法を学びました。今回の処置だけでなく、ほかの実習でやったけれどあいまいだった基本的手技の復習や素朴な疑問にも丁寧に対応してくださり、今後の学習にも大いに活用できる内容でした。
 小児歯科のポリクリは終始穏やかな雰囲気で、班のメンバーは口をそろえて、とっても楽しかったね、と話しました。「学生さんとのふれあいを大事にしています」ということばのとおり、早崎教授をはじめ先生方はとても親しみやすく、なんでもきける雰囲気のおかげで学習内容がスッと身についた気がしました。また4年までの講義や模型実習が指導に終始せざるを得ないのに対し、ポリクリが先生と学生との対話によってすすめられることは学生にとって知識技術面だけでなく、数年後歯科医師としてどのように生きていくかを考える意味でも非常に価値のあるものだと思います。
 緑衣をよごさないように気をつけながら、みんなでスイカを囲んで美味しいねと言いあった思い出を懐かしく感じる日がくるのを夢見て、残りの学生生活が充実したものになるよう日々学んで行きたいと思います。

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2013/7/29

No_13 新・医局の下見をしてきました!

 新潟大学歯学部の改修工事が進み、この7月25日から各分野(講座)の改修工事後の移転が口腔解剖学分野から始まりました。工事は外来移転(平成24年11月26日開院:詳細は病院ホームページ)に伴い、その空いた旧各歯科診療室に工事を行う場所の分野が引っ越しをしました。空いたその場所の工事が終了すると、新たな分野がそこに引っ越しをします。必ずしも各分野が旧来の場所に戻るわけではありませんので、玉突きのように引っ越しと工事が順次行われることになっています。例えば歯科矯正科は昨年12月初旬に、旧来の小児歯科診療室に一度引っ越しをしました。そして、今回8月21日に新たな場所への引っ越しが予定されています。小児歯科学分野は旧診療室に引っ越しをすることなくダイレクトに新たな場所に8月29日と30日に引っ越しを行いますが、廃棄物品を一度に決めなければならないリスクも合わせもっています。 
 私たちが現在使用している場所に入る分野にとっては、これから新しく移転する場所の工事が始まることになります。私たちが現在使用しているA棟は新外来棟に最も近いことから、病理学、歯科麻酔学を含めた口腔外科系の先生方の分野が入ることになっています。
 小児歯科学分野は、予防歯科学分野と摂食リハビリテーション学分野と一緒のブロックで、B’棟5階に移転します。事前に設計は行っていますが、今回、実際の移転先(まだ工事中)を初めて見てきました。「なるほど、こんなふうに配慮してもらえているんだね!」、「えー?なんでこうなっているの?」とまぁ、悲喜こもごもでしたが、什器等の新規物品の購入もこれで全て決まることになります。他分野ではこの下見で「教授室の場所が変わった!」、という話も聞いておりますので、私どもも落ち着くには時間がかかるかもしれません。多忙な夏休みの傍ら、引っ越し隊長の齊藤准教授はメジャーと電卓を持って悪戦苦闘の日々を送っています。

探検隊、準備万端?

写真係の澤味先生の腕は確かです!

建物の角の明るい部屋を医局として頂きました。改修はまだまだ途中ですね。

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2013/7/12

No_12 小児歯科分散実習の感想

 こんにちは、新潟大学歯学部6年生の三浦祥平です。僕たちは昨年の10月から6年間の総まとめとして、新潟大学病院で臨床実習を行っています。今まで講義や模型実習で学んできたことを生かして、実際の患者さんを治療させていただきます。臨床実習は歯科総合診療部での患者診療実習と、それぞれの各専門診療室に赴いて治療や治療の補助、見学などを行う分散実習があります。僕たちが普段総合診療部で診ている患者さんはご年配の方が多いのですが、小児・障害者歯科に来られる患者さんは当然ながら、そのほとんどがお子さんです。小児歯科分散実習を始めた頃は、診療台の上で泣きわめく子供にどう接すれば良いのか分からず歯科治療どころではありませんでした。治療に使う器具を見せ、痛くない治療だから大丈夫だよと伝えても泣き止んでもらえず、思うように治療ができませんでした。本来はこのような場合、子供が泣きわめいていても治療を続行し早く終わらせることに努めるべきだ、ということを早崎教授に教えていただきました。治療方法そのものは知っていても、実際にやってみるとなかなかできないことがたくさんあるのだなと感じました。小児歯科では治療が終わった後に、治療を頑張ったご褒美としてシールをあげたり、ガチャガチャをやってもらったりしています。治療のときは泣いていた子供もこの時ばかりは、きらきらとした笑顔を見せてくれます。
 臨床実習では、実際の患者さんを治療させていただき多くの貴重な経験をすることがでます。特に小児歯科の分散実習は、総合診療部では体験できない子供の歯科診療、子供への対応を学ぶことができる大変貴重な実習でもあります。学生のうちからこのような貴重な経験をさせていただけることに感謝し、より多くのことを学べるよう日々の実習に取り組んでいきたいと思います。

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2013/7/11

No_11 新潟大学歯科研修B−2コース体験記

 大学院1年の花崎です。新潟大学歯科研修B−2コース〜小児歯科ver〜についてご説明させて頂きます。
 みなさんご存じかとは思いますが、B−2コースでは研修1年間の前半(4月〜9月)を外部の協力型施設で、後半(10月〜3月)を新大の専門診療科で過ごすことになります。私の場合、前半は地元である富山県の県立中央病院で、後半はこの小児歯科で研修させて頂きました。
 私がそもそもB−2コースを選んだのは倍率が低いと考えたからでした。Bコースは半年間新潟市から離れねばならず引っ越し問題がつきまといます。B−1コースには@前半は学生時の家にそのまま住める、A後半は10月に引っ越してそのまま地元なり研修先で就職活動できる、といった大きなメリットがあるため、必然的にB−1コースの倍率が高くなると考え、B−2コースを選択しました。学生6年間分のホームシックで早めに地元に戻りたいという気持ちもありました。
 そんなネガティブな気持ちで選んだ小児歯科B−2コースについて、この機会にB−1コースと比較した際のメリット・デメリットについて考察してみました。
 まずデメリットです。出遅れます。小児歯科では研修医および大学院1年生に対し4月から卒後セミナーなる講義と実習が行われますが、10月には行われません。10月は大学院生の先生方も仕事にもメンバーにも慣れ始めている頃ですが、そんな環境に1人で飛び込むことになります。しかし幸いなことに、小児歯科の先生方は優しい方が多いです。特に疎外されることもなく、卒後セミナーも資料を頂いて分からないことは質問できる環境が整っています。したがってさしたるデメリットはありません。
 対してメリットは大学院に進学しやすいことです。毎日大学に通うため、出願期間直前まで医局の雰囲気や研究内容を吟味しながら進学を検討でき、大学院試験も受けやすく、デスクもそのまま4月には無事進学できました。半年間大学を離れ研修した経験と客観的視点を持ち、就職活動を本格始動する秋に並行して大学院進学を検討できるということは大きなメリットではないかと思います。しかし進学の有無に関わらず大学院進学を迷っていない方にとっては、あまりメリットにならないかもしれません。
 つまりはB−1、B−2コースにあまり違いはないのではないかというのが私個人の考えです。私の同期の中島先生の意見も参考にして頂きながら、自分の納得する道を選んでもらえればと思います。一緒に小児歯科を学んでいく先生、お待ちしています。
 最後に半年間の小児歯科での研修内容ですが、平成24年度の場合、大島邦子先生のアシスト業務が主でした。これはB−1も2もあまり違いはないのではないかと思います。ほぼ知識のない小児および障がい者歯科についてマンツーマン体制で教えて頂きながら、時に治療もさせて頂く。これがとても楽しくくせになってしまい私は進学してしまいました。興味のある方は是非、小児歯科で研修を。やみつきになりますよ☆

↑どんな質問にも分かりやすく対応してくださる大島先生。

↑半年間で仲が深まること、間違いなし!

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2013/7/4

No_10 新任の先生のご紹介

 ご紹介が少し遅くなってしまいましたが、6月1日付けで鹿児島暁子先生が医員として新たに仲間に加わってくれました!先生のご経験でさらに外来がレベルアップしてくれるものと期待しています。
 また、7月1日付けで澤味規先生が助教に昇任されました。
 お二人のご活躍楽しみにしています!




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